シリア情勢 2018 4 14

 今から1年前になりますが、
アメリカは、2017年4月に、シリアの軍事施設に対して、
50発程度の巡航ミサイルを発射しました。
 しかし、これは、あまりにも小規模なものだったので、
「アメリカの攻撃は、たいしたことはない」と認識され、
シリア政府軍による反体制派に対する攻撃は、
過酷なものになりました。
 噂によれば、シリアの空軍基地は、
アメリカの攻撃を受けても、
数時間後には、「使用可能」になってしまったと聞いたことがあります。
 歴史に「if」はありませんが、2017年4月に、
少なくとも500発以上の巡航ミサイルを打ち込んでいれば、
反体制派は、悲惨なことにならなかったはずです。
(500発を同時発射すれば、防空システムは機能しません)
 結局、アメリカは、反体制派を支援しているわけではなく、
単にメンツを守るために巡航ミサイルを発射したと言えるでしょう。
 そういえば、思い出すことがあります。
私は、イラク戦争には反対しましたが、
もし、戦争を始めるならば、
史上空前の大規模兵力で始めるべきだと主張しました。
 しかしながら、アメリカは、
中途半端な兵力でイラク戦争を始めてしまい、
結局、戦争が泥沼化してしまい、
アメリカ人にもイラク人にも大きな犠牲者が出てしまいました。






















































































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